アルコール依存症のダンナを支えなきゃいけないの?

~ アルコール依存症のダンナとACの私。一喜一憂、はけ口と心の記録を綴ります。 

すこし穏やかになったよ。わたしが。

精神科系の薬を処方されてからわたしはとても穏やかになった。

あんなに毎日夫を呪っていたのに、いまは帰ってこなきゃいいのにと悪態をつく程度になった。

私が穏やかになるにつれ、夫の様子も穏やかになり、そして毎日愚痴を言うようになった。

それを励ましてみたりするのだけど、毎回不毛だと思うのよね。
だって何を言ったって悩みたいのでしょう?

私の悩みなんかきいてくれたことあったかな。

自分ばかり延々とわたしに吐き出してることについて少しくらいでも感謝して欲しいよ。

わたしのカルテができた

夫と一緒にいっているクリニックで私のカルテも作成された。

今日、初めての私の受診。

ケースワーカーと育ちのことについて話す。

これまで自助会で話してきたからいろいろ整理した状態で話せた。

もし自助会につながってなかったら、こんなに話せなかったことだろうと思う。

ひととおり話終えてから先生の診察を受ける。

 

「いやー、あなたもいろいろあるねえ。いろんなことが複雑に絡みあってるんだねえ」

 

と言われた。

先生は、「ダンナさんがあなたの些細なことにも批判されているって感じるって言ってたじゃない。なぜだろうと思ってだんだよねえ」と言った。

私が自助会につながってACを自覚するまで怒りがコントロールできなかったこと、夫はそれの被害にあってきたのだと思うという意見に静かに耳をかたむけてくれてた。

 

「あと、あなたたちは話しあうってことができてないんだよねえ」

と言われた。そう。できていない。わかっているし、それを聞いてもなお、無理だろうと思っている私がいる。だって私が自分のことを言ったとしても「オレが」「オレだって」と返されるだけなのだ。私の話には耳をかさず自分の承認欲求だけ満たしにかかってくる夫にうんざりするから、もう話しあう気にすらならないのだ。

 

でも、変なことなんだよね。夫婦なのにってことなんだよね。

 

うちは夫婦としてほんと機能していない。

 

私も、夫も、未熟なままで、そして未熟なまんな人生のりきろうとしたけど、

 

 

無理だったねえ。。。

共依存という依存症の病。

土日が終わりくたくたの月曜日。

 

こんな月曜日をあと何回くりかえすのだろう。

 

つらい日々を吐き出すためにツイッターにつぶやいてたりするけれど、それに対してアドバイスくれる方がいる。

 

そのひとつの別居したほうがいいというアドバイス。。。

 

もうわかっているよ。。。そう意思表示してもなお、何度も言われるとその人に対して恐怖心がわく。。。

私、アドバイスして欲しいなんて求めてないのに。。。

単に別居するべきと私に言うのは簡単。でもそうゆう重大な決断をさせるアドバイスは親友とか家族とか、そうとうな信頼関係あってのものだと思ってた。。。

 

求めていないのにずかずかアドバイスしてくるなんて陶酔ではありませんか。あなたの自己顕示欲を満たしたいがために私を利用していませんか?じゃああなたは私をサポートしてくれますか。決行するまでの準備を手伝ってくれますか。その気もないのに私を救うふりして正当なことをつきつけて抉るのはもうやめてください!

 

そう何度も絶叫したくなる。。。

もう人の親切心まで仇にして返す状態・・・。心は閉じる一方。。。

 

そう頑なに拒否して嫌悪感すらわいて、否定して、そして、気づく。

アルコール依存症に似ているんじゃないかって。

お酒やめろって言われて否認が強まるのと似ているんじゃないかって。

 

わかっているよって思っていることを言われると責められているような気持ち。

何回も言ってくる相手に対していらつきと怒りと拒絶がわく気持ち。

 

共依存も依存症の病気なんだね。。。

 

もう疲れちゃったなあ。いつまで続くのかなあ。。。

希望はすぐに打ち砕かれる。

今日もクリニックの日。
飲酒しつつ精神系の薬を飲んでいる夫に、先生が抗酒剤をすすめる。
私たちの話がながくなり、一旦待合室に退却する。
そのとき夫は怒りをあらわにし、

嗜むことくらい許してくれよ。これ以上俺を責めるなよ。

と言う。

まずあなたも治療して治すべきだ。あなただって酷いと言った。
もう俺は自由に生きる。好きなことををやって生きる。

また呼ばれて診察室に。
私の治療をして欲しいと先生にいうダンナ。
私は月経前症候群とACを自覚していること、以前パキシルを飲んだことがあるが仕事に差し支えたことを話した。

また長くなり一旦待合室へ。
煙をまくようなことを言ってと怒りだしている。もう帰りたい、帰っていいかと。

本当に。。。この人は。。。

そしてまた診察室へ。
私と一緒に診察受けるのが嫌だといい、これからは別にしましょうとなった。
私のカルテもつくりましょうとなった。

ダンナが先に部屋をでて、その際私は

ダンナを外にだして別居したらためですか」

と聞いたら、

「あーいまは危険ですね。やめたほうがいいでしょう」

と言われた。

もう死んでいい。死んでくれていいよ。

わたし、もうどうしていいのかわからない。

どこにゴールがあるのだろう。
いったいどこに未来はあるのだろう。

わたしの本心はどこ。。。

CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブックを購入した。

 

CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブック

CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブック

  • 作者: ロバート・メイヤーズ,ブレンダ・ウォルフ,松本俊彦,吉田精次,渋谷繭子
  • 出版社/メーカー: 金剛出版
  • 発売日: 2013/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 以前から耳にちらほらとしていたCRAFTとやら。

この本を購入してみた。

10数ページほど読んで、私がほしかったのはこうゆうことだと思った。

偉大な力を感じたり、神にあずけたりするのもよいのだが、でも私はこうゆう、依存症者に対しての行動療法を分析的に書かれているものがずっと欲しかった。

これまで「アルコール依存症 家族の対応」で検索すると、家族がまず病気として認識すること、共依存を改めること、家族の対応が病を大きくしているという、弱っているときに読むと「こんなに苦しめられているのになぜそんなことを・・・」と批判されているわけではないのに家族は正気の状態ではないからあなたの対応が悪いのだと責められているような気分になる。

最初にガツンとダメージを与えられるとハッと目が覚めていいパターンもあるだろうけど。。。どうかな。その後、12のステップにつながったとして、自分には手におえないことであると完服して、偉大な力を信じ、正しい道に導いてくれることを祈るみたいな、霧がかったもやを道しるべなしに祈りながら歩くみたいな感覚になる。

この本はそれらの気分を一蹴してくれるようなものだった。

自分にできることが、祈ること以外にもあるんだということを教えてくれる。しかも建設的な内容で。こうゆう仕組みだからこうなんだよ、と。こうゆう可能性があるんだよ、と。

 

まだ私は読み始めて序盤だけれども、本当に買ってよかったと、夫が帰ってくる時間や土日の常に不安がとりまく時間、すべてこの本にささげてみようと思う。

家族の死を願う。

夫が寝室にとじこもったっきりずっと出てこないんで、オーバードーズで死んでないかしらと期待して部屋を開けたが死んでいなかった。チッ。

 

アルコール依存症者が暴言とか吐くレベルになってくると家族はこうゆう状態になります。(ウソです。)

 

ダンナさんのお味噌汁に睡眠薬?をたくさん入れて亡くならせてしまった事件がちょっと前にありましたね。

私、どきっとしました。

私もやりかねないことかもしれないと思って。

 

夫が寝ている間はこの世に夫の存在はない気がしてとても幸せ。

 

夫だけが悪いわけじゃないのよ。わかっているのよ。

 

でもね、たまに家族も攻撃を流せなくて壊れるの。死を願うくらいに壊れるの。

 

なにかいつも起こる土曜日

今日はクリニックの日で2人で通院。

ダンナが仕事がつらい旨を話し、そして先生にお酒の方はどうですか?と聞かれたら、付き合いのとに少し。。。と言った。
ウソだ。。。
またこの状態にもどったのか。。とげんなりした。

本当は毎日飲んでるし、土曜日は朝から飲んでる。

先生に、奥さんからみてどうですかと言われたとき、私は最近堪えていた辛さが吹き出し泣いてしまった。

そしてその私の行為が彼の怒りにふれ、病院でてからも怒り続けている。

家についてから彼はお酒を飲み、そして料理し、ゴチャゴチャした不味そうなものを作り、とんすいにご飯をよそって、爪楊枝でご飯を食べだした。

「なんかいいたいことはないのか」

「あなたは人の心を壊すっていう最良の方法を見つけたね」

とすわった目で言い続ける。
怖くて私はその部屋を離れた。

遠くから、クソ!クソ!ふざけるな!ぶち殺してやる!と叩いたりカバンなげたりしてる音がした。

いまは睡眠導入剤を飲んで寝たようだ。。。


来月から会社に行くことになったのだけど、こまった。どこにどうやって逃げたらいいんだろう。