アルコール依存症のダンナを支えなきゃいけないの?

~ アルコール依存症のダンナとACの私。一喜一憂、はけ口と心の記録を綴ります。 

奇跡は起こるのよ

久しぶりに自助会に行った。

新しい仲間もきていて、今回で2回目らしく、まだ自身が混乱している状態のようだった。

終わったあとの雑談で、

「どうやったら病院に入れることができるんですか。ほんとに何言ってもダメで・・・」

と憔悴していた。

私もまったく同じ状態だった。おそらくここに来ているみんなが最初はそうだったに違いない。

今ならば自身の回復と変化が一番の改善への近道だというのがわかる。

でもそれをわかるまでの道のりが長かった。。。

一生この状態が続くのか、私はもう幸せを感じることはできないのか、この人のことを愛していた気持ちは本当だったのか。

どこにも心配で行けない。目を離すことができない。私の人生の邪魔だ。目の前から消えて欲しい。

そんなこと毎日思ってた。


クリニックにつながり9ヵ月。
今はアルコールを自制してる状態なだけではあるけれど、会話が成立することだけで喜びを感じられる。

テレビを見ては耳を塞ぎたくなるような暴言の数々だったが、それもほぼ無くなった。
あれらはアルコールの言葉だったようだ。

私が身体を壊しても、心配してもらえることなんかなかった。壊してる事実すら気づいてもらえなかった。

「大丈夫?病院いく?」

そんなセリフを言ってもらえる日がくるなんて、泣きたくなった。

奇跡は起こると思う。
それは計算して呼び込むものではなくて、必要なときに訪れるのだと思う。

私はがむしゃらに相手を恨み、憎み、神に彼の救いを祈った。

奇跡は起きる。仲間が言ったその言葉を常に頼りにして。

起きるか起きないかなんてほんとのとこわからない。

でも言いたい。
ここを読んでるいま苦しんでる方に言いたい。


奇跡は起こりますよ。