アルコール依存症のダンナを支えなきゃいけないの?

~ アルコール依存症のダンナとACの私。一喜一憂、はけ口と心の記録を綴ります。 

CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブックを購入した。

 

CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブック

CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブック

  • 作者: ロバート・メイヤーズ,ブレンダ・ウォルフ,松本俊彦,吉田精次,渋谷繭子
  • 出版社/メーカー: 金剛出版
  • 発売日: 2013/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 以前から耳にちらほらとしていたCRAFTとやら。

この本を購入してみた。

10数ページほど読んで、私がほしかったのはこうゆうことだと思った。

偉大な力を感じたり、神にあずけたりするのもよいのだが、でも私はこうゆう、依存症者に対しての行動療法を分析的に書かれているものがずっと欲しかった。

これまで「アルコール依存症 家族の対応」で検索すると、家族がまず病気として認識すること、共依存を改めること、家族の対応が病を大きくしているという、弱っているときに読むと「こんなに苦しめられているのになぜそんなことを・・・」と批判されているわけではないのに家族は正気の状態ではないからあなたの対応が悪いのだと責められているような気分になる。

最初にガツンとダメージを与えられるとハッと目が覚めていいパターンもあるだろうけど。。。どうかな。その後、12のステップにつながったとして、自分には手におえないことであると完服して、偉大な力を信じ、正しい道に導いてくれることを祈るみたいな、霧がかったもやを道しるべなしに祈りながら歩くみたいな感覚になる。

この本はそれらの気分を一蹴してくれるようなものだった。

自分にできることが、祈ること以外にもあるんだということを教えてくれる。しかも建設的な内容で。こうゆう仕組みだからこうなんだよ、と。こうゆう可能性があるんだよ、と。

 

まだ私は読み始めて序盤だけれども、本当に買ってよかったと、夫が帰ってくる時間や土日の常に不安がとりまく時間、すべてこの本にささげてみようと思う。