アルコール依存症のダンナを支えなきゃいけないの?

~ アルコール依存症のダンナとACの私。一喜一憂、はけ口と心の記録を綴ります。 

小さな一歩

昨日、アラノンミーティングだった。

早くついたので、教会のミサのすみっこでずっとマリア様をながめていた。

オルガンの音を聞いていたら涙が止まらなくなった。

この世にあらがうことのできない大きな力が存在しても不思議ではないなと思った。

何度も何度も心の中で、「ハイヤーパワーを理解したいのです」とつぶやいていた。

 

ミーティングにでて、そこのグループがもう消滅するとのことで、みんな思い出話を語りだした。

私には語るほどの思い出なんてないし、私は分かち合うためにきたのだから、一番のコンプレックスについてを詰まらせながら語った。

これまで頑なに守ってきた私の深い傷だ。

 

話してしまったら、なんてちっぽけなことなんだろうと思った。

でも、大きな大きな塊で、この歳だから、この歳になったから、やっと語れたのかもしれない。

 

私は一歩だけ進んだような気がする。

ものすごく小さい一歩だけど、その一歩でつられてダンナも一歩だしちゃってくれないかなと願うばかり。