すっかり元に戻ってしまった。。。
強くなることを諦める
大人になればなるほど心は弱くなる。
経験値は心を強くするのかと思っていた。
ちがったなあ。
経験すればするほど間違えないように守りだす。
守られて守ろうってがんばるから
最弱なってく。
器用に生きようと思えば思うほど不器用になっていくよ。
わからないから不安になり不安から憎しみになる
ひとり家にいると、ダンナがまた飲んで帰ってくるのかなとか思ったりして暗い気持ちになる。
今日こそ責めない態度でいなければ。できるだろうか。。。そんな繰り返しだ。
Miitomoをお互いやっていて、ダンナにたいしての質問で、「わたしのイメージはどう思っている?」というのがあって、そのアンサーとして「優しい」と答えていた。
へえ、そう思っているんだ。とおもった。
最近は責めてばっかりだったのに、そう思っているんだと。
すこしばかりしんみりした。
ダンナの考えていること、思っていることがわからないから不安でいつも怒りや憎しみに転化されてしまう。
もっと教えてほしい。どう思っているのかを。
うまく話せなくてもいい。
結果、私を傷付けることでもかまわない。それが本心なのであれば。
アルコール依存症の病気の真骨頂は家族の闇ループ
アルコール依存症にまきこまれていると精神が錯乱する。
知識を入れ、自助会にいっても、ずっとそれを保ち続けられるわけではない。
調子の悪いときもある。うまくできないときもある。
西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/07/01
- メディア: 単行本
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夫の鴨志田カメラマンのアルコール依存症に苦しんだ西原理恵子さんのこの著書は有名すぎるほどだ。
この中で奥さんに対していますぐ別れてとか、逃げてあげてみたいなことを書いている。
すごく嫌悪したので1度読んでから本を閉じてもう読めないので正確な表現はどうだったのかわからない。実際は違うかもしれない。
でもその部分にものすごく傷ついた。
別れられない自分を責められているようだった。
私はもうわからない。
アルコールが切れているときの夫と飲まれているときの夫に交互にふりまわされること。
どうしたらいい。いなくなればいいと願い、いなくならないで欲しいと願う。
一度得た安らぎを失っていくことは残酷だ。
断酒しての半年はものすごく幸せだった。奇跡がおとずれたと思った。
再就職し、営業職で都会に勤務すると聞いたときから予想はついていた。
でも私は準備できなかった。
元に戻るための私自身の準備がおいついていかなかった。
どうして普通に暮らしていけないの?
これは自己憐憫だというの?
呼吸して動悸もしない状態で笑ってすごしていたいだけだよ。
アルコール依存症に苦しんでる家族は狂う
アルコールに飲まれている人間には常識とかルールとか関係なくなる。
なぜそうするのか?と問い詰めると怒り出す。
そのやりとりが朝から晩まで続きまくるんだ。そりゃ憎みもする。通じないんだ。言葉が。そんな人間と私はなぜ人生をともにしているのか。
疑問に感じ出すとその環境に縛られている自分に対して悲しくて悔しくて・・・
幸せってなんだろう。
幸せになるためにはどうしたらいいのだろう。
目の前の障害ととりのぞけば・・・
あいつだ・・・あいつさえいなくなれば・・・
その考えに支配されたらもう・・・
ACでよかったこと
飲酒を責めたら出て行った
昨日、私は具合が悪くて少し眠り、そして起きたら夫はお酒を飲んだうつろな目をしていた。
日曜日まで飲酒するようになるなんて。
毎日、飲酒するように戻ってきている。
夫はとりあえず寝ますと寝室に行った。
数時間後、起きてきた彼に私はつめよった。
「飲酒習慣が戻ってきている。話が違うじゃないか。会社の飲み会のときに口をつけるだけで、家では飲まないって言ってたじゃないか。もう私としては断酒薬を飲んで欲しいと思っているのだけど」
依存症の家族がやってはいけないことの代表例を私はみごとにやった。
夫は断酒薬は飲まないと言い切り、そして家を出て行った。それが夕方5時。
私は怒りと悲しみが混濁したままでていく彼を見送った。
数時間で帰ってくるだろうと思っていたが、、、
9時をすぎても帰らない。
10時をすぎても帰らない。
11時、12時、、、
私はパニックになった。
自転車で近所をまわった。彼の行くところなんてわかりもしない。それでもまわらずにいれなかった。
あったかくなってきたとはいえ、まだ夜は冷え込む。
薄着のまんまで出て行ったのに。。。
子供がいない。独りで部屋でまつ。テレビの音すら耳障りなので消す。誰にも相談できない。犬が救い。
1時、2時、、、、ドアが開く音がした。
泣きそうになった。
満喫で寝てしまったとのこと。お酒の匂いをさせていた。
いなくなればいいとあんなに切望するのに、私はどこまで彼に依存しているのかわかった。
病気なのだ。彼も。私も。