アルコール依存症のダンナを支えなきゃいけないの?

~ アルコール依存症のダンナとACの私。一喜一憂、はけ口と心の記録を綴ります。 

終わりがわからない

土日がつらくなってきた。

なぜならば日中からの泥酔をみて辛くなるから。

どんどんどんどん進行してってる。ダンナの酒量も、そして脳破壊も。

つらいよ、ほんと、

今日、久しぶりにごはんのときに切れた。
わたしのイライラ態度のせいだけど。

出ていこうとしたので止めた。
探しにいくのめんどくさいから。

大声で怒鳴るとか久しぶりに聞いた。
またか。。。て辛くなった。

いつまでだろうね。
死ぬまでかね。
死ぬまでなのかなー。


静寂な家庭。

毎晩コンビニによって飲んてから帰宅するダンナ。

夜ごはんを食べてるとき、こぼさないようにものすごーく気を張っているのがわかる。

わたしが過去に責め続けたからだと思う。

酔っ払いはこぼすから嫌だと。

人格否定なみに責め続けたと思う。

彼はたぶんそれを恐れてる。

いまほとんど会話はない。

酔っぱらった状態で会話しても、その事実は彼の中で消去されてしまうから。

何度も何度も消去され、失った思い出に絶望してしまった。

彼の中では嵐がおこっているのだろうから私が話さない程度のことなんて気づいてないだろう。

これが家庭といえるのかな。

アルコール性認知症

アルコール依存症である夫の病状で許せないもののひとつが認知障害だ。

水槽が2つあって、片方だけはコリドラス一匹だけ入れてるんだ、と夫が私に言った。

そして一週間後に

「なんでこっちはコリドラス一匹だけなの?」

と私に聞いてくる。

また、夜ごはんを一緒に食べたあと、彼はお酒がまわり眠ってしまい、深夜に起きて

「夜ごはんは食べたの?」

と聞いてくる。

もっともっと介護は老後になってからにして欲しいよ。

思い出はどんどん消えてくし悲しくてしょうがないよ。

すっかり元に戻ってしまった。。。

今日はアルコールクリニックの日で2人で行った。

ダンナは仕事が辛くて辞めたい旨を話す。

いま、抗うつ薬を処方されてるが、抗不安剤も欲しいと言っていた。

私は飲酒習慣が戻ってきているので仕事辞めた方がいいのであれば辞めてもいいと思うと言った。

先生は薬は処方するけど、お酒やめることを大前提だよ、と言った。

はい。とダンナは言った。

その後、2人で借りている畑に行った。

途中、夫はコンビニに寄ると言っていなくなった。

畑で再会して、話をしていたらアルコール臭が彼の口からした。

依存症の相手ってのはこうゆうことなのだ。
人として考えてると理解できないことばかりで心がどんどん死んでいく。

私はやってはいけないとわかりつつ責めてしまった。

夫は舌打ちをして悪態をついた。

すっかり元に戻ってしまった。。。

強くなることを諦める

大人になればなるほど心は弱くなる。

経験値は心を強くするのかと思っていた。

ちがったなあ。

経験すればするほど間違えないように守りだす。

守られて守ろうってがんばるから

最弱なってく。

 

器用に生きようと思えば思うほど不器用になっていくよ。

わからないから不安になり不安から憎しみになる

ひとり家にいると、ダンナがまた飲んで帰ってくるのかなとか思ったりして暗い気持ちになる。

今日こそ責めない態度でいなければ。できるだろうか。。。そんな繰り返しだ。

 

Miitomoをお互いやっていて、ダンナにたいしての質問で、「わたしのイメージはどう思っている?」というのがあって、そのアンサーとして「優しい」と答えていた。

へえ、そう思っているんだ。とおもった。

最近は責めてばっかりだったのに、そう思っているんだと。

すこしばかりしんみりした。

 

ダンナの考えていること、思っていることがわからないから不安でいつも怒りや憎しみに転化されてしまう。

もっと教えてほしい。どう思っているのかを。

うまく話せなくてもいい。

結果、私を傷付けることでもかまわない。それが本心なのであれば。

 

アルコール依存症の病気の真骨頂は家族の闇ループ

アルコール依存症にまきこまれていると精神が錯乱する。

 

知識を入れ、自助会にいっても、ずっとそれを保ち続けられるわけではない。

 

調子の悪いときもある。うまくできないときもある。

 

西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気
 

 夫の鴨志田カメラマンのアルコール依存症に苦しんだ西原理恵子さんのこの著書は有名すぎるほどだ。

この中で奥さんに対していますぐ別れてとか、逃げてあげてみたいなことを書いている。

すごく嫌悪したので1度読んでから本を閉じてもう読めないので正確な表現はどうだったのかわからない。実際は違うかもしれない。

でもその部分にものすごく傷ついた。

別れられない自分を責められているようだった。

 

私はもうわからない。

アルコールが切れているときの夫と飲まれているときの夫に交互にふりまわされること。

どうしたらいい。いなくなればいいと願い、いなくならないで欲しいと願う。

 

一度得た安らぎを失っていくことは残酷だ。

断酒しての半年はものすごく幸せだった。奇跡がおとずれたと思った。

再就職し、営業職で都会に勤務すると聞いたときから予想はついていた。

でも私は準備できなかった。

元に戻るための私自身の準備がおいついていかなかった。

 

どうして普通に暮らしていけないの?

これは自己憐憫だというの?

呼吸して動悸もしない状態で笑ってすごしていたいだけだよ。