アルコール依存症のダンナを支えなきゃいけないの?

~ アルコール依存症のダンナとACの私。一喜一憂、はけ口と心の記録を綴ります。 

山口智子の悔いなし宣言。

記事で山口智子が子供のいない人生を選択したことに悔いはない旨をFlauで述べているのを読んだ。

わたしも子供を産めなかった女なので号泣したくなるような気持ちになった。

少子化問題を抱えているいま、子供を産まないことは罪だと暗黙的に埋め込まれる。
30を越してから罪の意識とずっと同居してきた。
人には理解してもらえない。精神的な問題で産めないことを、大概の人は理解してもらえない。

子供が嫌いなわけではない。子供をもつ、家庭を築くことに尋常じゃない恐怖を感じてた。
築けない人は大体の人は家庭環境に問題があったのではと思う。
家というのは暗く重く、妬みやイジメ、息苦しく恥ずかしいもの。私の認識は子供のころからずっとこれだった。

自助会に通って40になって、そして私は大きく変わったと思う。
自分の子供はかわいいだろうなと思ったりもする。
でも時すでにおそし。いまから産む勇気はない。

産めなかったことを夫のせいにして逃げたりもする。
でも根本は自分のAC問題なのだ。

もう子供をもたない人生でいく。
納税がんばる。だから許してほしい。
許してほしい。