やっぱり続かない
ダンナは飲んだ。
こころの中でやっぱりなとつぶやいた。
つぶやくタイミングをいまかいまかと待ちわびてたように。
期待なんかするもんか。
傷は少なくすむように保険をかけといた。
それは信頼しないことであって、冷静に考えると深く傷ついてることはやっぱり変わらない。
早く寝たらいいのにお酒が入ると寝るまでが長い。
あれやこれやと深夜なのにバタバタと音をたててやりだす。
わたし、この人のこと、好きだったっけ?
いなくなったら悲しいのかな。
それとも夜ぐっすり眠れてほっとするのかな。