アルコール依存症のダンナを支えなきゃいけないの?

~ アルコール依存症のダンナとACの私。一喜一憂、はけ口と心の記録を綴ります。 

飲酒を責めたら出て行った

昨日、私は具合が悪くて少し眠り、そして起きたら夫はお酒を飲んだうつろな目をしていた。

日曜日まで飲酒するようになるなんて。

毎日、飲酒するように戻ってきている。

夫はとりあえず寝ますと寝室に行った。

数時間後、起きてきた彼に私はつめよった。

「飲酒習慣が戻ってきている。話が違うじゃないか。会社の飲み会のときに口をつけるだけで、家では飲まないって言ってたじゃないか。もう私としては断酒薬を飲んで欲しいと思っているのだけど」

依存症の家族がやってはいけないことの代表例を私はみごとにやった。

夫は断酒薬は飲まないと言い切り、そして家を出て行った。それが夕方5時。

私は怒りと悲しみが混濁したままでていく彼を見送った。

数時間で帰ってくるだろうと思っていたが、、、

9時をすぎても帰らない。

10時をすぎても帰らない。

11時、12時、、、

私はパニックになった。

自転車で近所をまわった。彼の行くところなんてわかりもしない。それでもまわらずにいれなかった。

あったかくなってきたとはいえ、まだ夜は冷え込む。

薄着のまんまで出て行ったのに。。。

子供がいない。独りで部屋でまつ。テレビの音すら耳障りなので消す。誰にも相談できない。犬が救い。

1時、2時、、、、ドアが開く音がした。

泣きそうになった。

満喫で寝てしまったとのこと。お酒の匂いをさせていた。

いなくなればいいとあんなに切望するのに、私はどこまで彼に依存しているのかわかった。

病気なのだ。彼も。私も。