アルコール依存症のダンナを支えなきゃいけないの?

~ アルコール依存症のダンナとACの私。一喜一憂、はけ口と心の記録を綴ります。 

希望はすぐに打ち砕かれる。

今日もクリニックの日。
飲酒しつつ精神系の薬を飲んでいる夫に、先生が抗酒剤をすすめる。
私たちの話がながくなり、一旦待合室に退却する。
そのとき夫は怒りをあらわにし、

嗜むことくらい許してくれよ。これ以上俺を責めるなよ。

と言う。

まずあなたも治療して治すべきだ。あなただって酷いと言った。
もう俺は自由に生きる。好きなことををやって生きる。

また呼ばれて診察室に。
私の治療をして欲しいと先生にいうダンナ。
私は月経前症候群とACを自覚していること、以前パキシルを飲んだことがあるが仕事に差し支えたことを話した。

また長くなり一旦待合室へ。
煙をまくようなことを言ってと怒りだしている。もう帰りたい、帰っていいかと。

本当に。。。この人は。。。

そしてまた診察室へ。
私と一緒に診察受けるのが嫌だといい、これからは別にしましょうとなった。
私のカルテもつくりましょうとなった。

ダンナが先に部屋をでて、その際私は

ダンナを外にだして別居したらためですか」

と聞いたら、

「あーいまは危険ですね。やめたほうがいいでしょう」

と言われた。

もう死んでいい。死んでくれていいよ。

わたし、もうどうしていいのかわからない。

どこにゴールがあるのだろう。
いったいどこに未来はあるのだろう。

わたしの本心はどこ。。。

CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブックを購入した。

 

CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブック

CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブック

  • 作者: ロバート・メイヤーズ,ブレンダ・ウォルフ,松本俊彦,吉田精次,渋谷繭子
  • 出版社/メーカー: 金剛出版
  • 発売日: 2013/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 以前から耳にちらほらとしていたCRAFTとやら。

この本を購入してみた。

10数ページほど読んで、私がほしかったのはこうゆうことだと思った。

偉大な力を感じたり、神にあずけたりするのもよいのだが、でも私はこうゆう、依存症者に対しての行動療法を分析的に書かれているものがずっと欲しかった。

これまで「アルコール依存症 家族の対応」で検索すると、家族がまず病気として認識すること、共依存を改めること、家族の対応が病を大きくしているという、弱っているときに読むと「こんなに苦しめられているのになぜそんなことを・・・」と批判されているわけではないのに家族は正気の状態ではないからあなたの対応が悪いのだと責められているような気分になる。

最初にガツンとダメージを与えられるとハッと目が覚めていいパターンもあるだろうけど。。。どうかな。その後、12のステップにつながったとして、自分には手におえないことであると完服して、偉大な力を信じ、正しい道に導いてくれることを祈るみたいな、霧がかったもやを道しるべなしに祈りながら歩くみたいな感覚になる。

この本はそれらの気分を一蹴してくれるようなものだった。

自分にできることが、祈ること以外にもあるんだということを教えてくれる。しかも建設的な内容で。こうゆう仕組みだからこうなんだよ、と。こうゆう可能性があるんだよ、と。

 

まだ私は読み始めて序盤だけれども、本当に買ってよかったと、夫が帰ってくる時間や土日の常に不安がとりまく時間、すべてこの本にささげてみようと思う。

家族の死を願う。

夫が寝室にとじこもったっきりずっと出てこないんで、オーバードーズで死んでないかしらと期待して部屋を開けたが死んでいなかった。チッ。

 

アルコール依存症者が暴言とか吐くレベルになってくると家族はこうゆう状態になります。(ウソです。)

 

ダンナさんのお味噌汁に睡眠薬?をたくさん入れて亡くならせてしまった事件がちょっと前にありましたね。

私、どきっとしました。

私もやりかねないことかもしれないと思って。

 

夫が寝ている間はこの世に夫の存在はない気がしてとても幸せ。

 

夫だけが悪いわけじゃないのよ。わかっているのよ。

 

でもね、たまに家族も攻撃を流せなくて壊れるの。死を願うくらいに壊れるの。

 

なにかいつも起こる土曜日

今日はクリニックの日で2人で通院。

ダンナが仕事がつらい旨を話し、そして先生にお酒の方はどうですか?と聞かれたら、付き合いのとに少し。。。と言った。
ウソだ。。。
またこの状態にもどったのか。。とげんなりした。

本当は毎日飲んでるし、土曜日は朝から飲んでる。

先生に、奥さんからみてどうですかと言われたとき、私は最近堪えていた辛さが吹き出し泣いてしまった。

そしてその私の行為が彼の怒りにふれ、病院でてからも怒り続けている。

家についてから彼はお酒を飲み、そして料理し、ゴチャゴチャした不味そうなものを作り、とんすいにご飯をよそって、爪楊枝でご飯を食べだした。

「なんかいいたいことはないのか」

「あなたは人の心を壊すっていう最良の方法を見つけたね」

とすわった目で言い続ける。
怖くて私はその部屋を離れた。

遠くから、クソ!クソ!ふざけるな!ぶち殺してやる!と叩いたりカバンなげたりしてる音がした。

いまは睡眠導入剤を飲んで寝たようだ。。。


来月から会社に行くことになったのだけど、こまった。どこにどうやって逃げたらいいんだろう。

またもや家を出ていく。

朝、車に用事があると行って出ていき、帰ってきたらやはりお酒を飲んでる様子だった。

責めてはいけないと思いつつ、わたしは

「車運転できる?」

と聞き、できないと答えた彼にあからさまにがっかりした態度を見せた。

私が運転すればいと言う提案を拒否したら怒りだしてまたどっかいってしまった。。。

何をどう思っているのだろう。

彼の心理がわかる方、どうか教えてくださいませんか。。。


終わりがわからない

土日がつらくなってきた。

なぜならば日中からの泥酔をみて辛くなるから。

どんどんどんどん進行してってる。ダンナの酒量も、そして脳破壊も。

つらいよ、ほんと、

今日、久しぶりにごはんのときに切れた。
わたしのイライラ態度のせいだけど。

出ていこうとしたので止めた。
探しにいくのめんどくさいから。

大声で怒鳴るとか久しぶりに聞いた。
またか。。。て辛くなった。

いつまでだろうね。
死ぬまでかね。
死ぬまでなのかなー。


静寂な家庭。

毎晩コンビニによって飲んてから帰宅するダンナ。

夜ごはんを食べてるとき、こぼさないようにものすごーく気を張っているのがわかる。

わたしが過去に責め続けたからだと思う。

酔っ払いはこぼすから嫌だと。

人格否定なみに責め続けたと思う。

彼はたぶんそれを恐れてる。

いまほとんど会話はない。

酔っぱらった状態で会話しても、その事実は彼の中で消去されてしまうから。

何度も何度も消去され、失った思い出に絶望してしまった。

彼の中では嵐がおこっているのだろうから私が話さない程度のことなんて気づいてないだろう。

これが家庭といえるのかな。